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ブログ 【一水四見(いっすいしけん)】

お客様との関係

俺は嫌なお客様の仕事をしたことが実はない。お客様に理不尽な扱いをされたこともない。

でも、回りを見ると結構な割合で、理不尽な扱いをお客様にされたりしているのだ。
 
なぜだろう。
そう考えてみた。

俺がお客様に対して他の人より優れた対応をしているからなのか?

嫌、そんなことはない。
むしろ、仕事を貰う、出すという関係性のドライな対応なら他の人間の方が遥かに優れているはずだ。

俺は基本的にはお客様をお客様と扱わない。それはどう言うことかと言えば、仕事を越えた関係性を気づこうとしていることなんだ。

それが個人の一般人であろうと、法人化された会社であろうとまったく関係ない。俺は常に、「個人」ありきの関係性を気づこうとする。個人の一般人であろうと法人化された会社の社長であろうとひとりの人間であることに代わりはない。

もっと言えば近所のおばちゃんも、建築会社の社長も、同じひとつの人間でしかない。

俺の仕事の仕方は、会社だからとか、個人の方だとか、まったく区別するつもりはないし、会社だから対応の仕方を変えるつもりもない。

俺は会社という組織から仕事を頂いているのではない。目の前にいる担当の人間から仕事を頂いている。

だから、目の前の人間に対して心から丁重に対応させて頂いている。目の前にいる人間が気分より楽しく仕事をしてもらえるために努力する。

その人間がどの会社のどのポジションにいるのか?そんなことはどうでも良い。

俺は金銭的な利益になると思う人間とまったく金銭的な利益に繋がらない人間と対応を変えことはない。  
人間関係を構築するために利害関係は二の次だ。特に金銭的利益などは後からついてくるものだ。

人を金というフィルターを通して人を見続け☝いると、不思議なもので金という尺度でしか測れない人間しか寄り付かない。
 
金、金、金。
少なくとも俺は金よりも大事な仕事をしていたいと常に思っている。

良い人間、良いお客様と出会い、仕事をしたいなら。今の自分を変えるしかないんだろう。

俺は人間関係は感情が全てだと思うわけさ。同じ仕事をやるにしても俺はお客様を心底敬愛しているからね。この人と仕事ができる喜びを本気で感じている。

仕事だから、金のためだから、何て感情に無責任には俺はなれない。

きっと、俺はどんなお客様でも理不尽な扱いをされることはない。他の人が理不尽な扱いをされるようなお客様であっても。
 
俺はね。自分が敬愛できないと判断したお客様なら絶対に仕事はしない。敬愛できないのに良い仕事はできないから。

お客様は神様だとは思わないし、ましてやお金を出すから頭を下げるのではない。

お客様は尊敬と愛情を捧げられる大切な人でなければならない。

バカだと思う奴もいるかも知れない。でも、俺はもう何十年とこう言うスタイルで営業してきた。 

金に支配された人間関係は、出来るだけ安い金額で仕事をやらなくてはならならない。

愛情に満ちた人間関係は、喜びを感謝の気持ちを妥当な金額を与えてくれる。 

今の俺はガツガツと仕事をしていない。金に支配された仕事をしている奴らが1ヶ月で稼ぐ売上よりも間違いなく俺の方が売上は多いはずだ。

少なくとも見積りを出して、まけてくれだとか。値引きしてくれだとか。まず言われない。場合によっては思ったより手間がかかれば追加を出してくれることもある。

それも、全ては仕事ありきや金ありきの対応は絶対にしてない結果だ。 
人は金では動かない。嫌、少なくとも俺の回りにいる仲間は。金よりも大事なことをそれぞれ持っている。

仕事を頼む下請けも、仕事をくれるお客様も、金より大事なことを守ろうとしている。
 
目先の金に追われれは必ず足を掬う奴と出会う。

下請けも、お客様も、自分を映す鏡。今の下請けや仕事の仲間、お客様の質が悪いのは、全て自分のせいであることに気づくべきだ。

ダメな人間にはダメな人間が近づいてくる。

類は友を呼ぶ
同じ穴のムジナ

自分を変えれば人も変わる。自分の愚かさを棚に上げて人を変えよう何てただのうぬぼれでしかないし、ただの思い上がりだ。



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