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ブログ 【一水四見(いっすいしけん)】

使用期限を守らない塗装業者たち

【塗料の使用期限を守らない塗装業者】

塗料には、使用期限(消費期限)があるのはご存じですか?

使用期限とは、『その期間を過ぎたら塗料の品質が確保できなくなるので、期日内に使え』と。

それは、未開封で半年間から1年ぐらいだとされている。塗料の種類によっても違いがあるが。
一度、開封した塗料ならできる限り早く使い切るのがベストだ。

在庫として、とっておいて何かの時に使うことが多いが、はっきり言ってそれは良くない。一度開けて空気に触れた塗料は急速に酸化してゆくので本来の品質を確保できないし、不具合を起こすリスクを背負うことになる。

だからと言って在庫を使わなくてはいけないことも塗装工事を請けていればわかる。

俺はそんな時はお客様に在庫品で余った塗料で塗装することをちゃんと伝える。本来は新しい塗料で塗るべきだが、予算などを考えて在庫品、余った塗料で塗らせてもらう了解を得る。その時はきちんと一度開封した余った塗料を塗装するリスクも隠さず告げるのだ。

それでお客様が不安になるなら、新品の塗料を仕入れる予算を出してもらえばいいのだから。

塗装工事はリスクとの闘い。
ほとんどの塗装業者、塗装職人は自分たちの仕事が不具合との闘いであることにまったく気がついていない。

古い塗料を使えば新品の塗料と比べてより高いリスクを背負うことになるのだ。
だから、もったいないで済ませられないこともある。

自分たちが一流の仕事をしているなら、一度開けた塗料なら使いたくはないだろう。
一物件名ごとに必要な塗料を仕入れて、余ったら破棄しる。決して使い回しは絶対にしない。

これが一流の塗装業者のあるべき姿さじゃないのか?  

後、塗料販売店でもやたらと在庫が置いてある場合、平気で一年、二年、下手すると四、五年前の塗料を平気で売りつけるから気をつけないと。

ちゃんとロッド番号確認して塗料メーカーに聞けばいつ頃製造されたものか?必ず教えてくれるから。 

それから、塗装工事を行った後で、使用した塗料の出荷証明書を提出してくる場合があるけど、必ず出荷証明書には塗料のロッド番号を記入させて、使用した塗料の缶に書かれてロッドがわかる写真も一緒に提出させると良い。ロッド番号で製造年月日はわかるから、古い塗料を使用したら一発でわかるわけさ。  

住宅塗り替え工事は見えないところでいくらでもごまかせるし、でたらめなことをしても、それを暴ける者がいない。

それは、暴ける者は塗装業者だけだからだ。塗装業者として生きてゆくなら、事を大きくして、同業者から反感を買って村八分にされるくらいなら黙り決め込んだ方が利口だからさ。

俺のように正義を掲げて同業者から反感を買おうが自分の信じた道を突き進む。

それが俺の正義さ。

これだけ、でたらめな塗装工事をしておきながら、泣き寝入りをしている被害者はたくさんいる。
なぜなら、塗装工事は過失を証明できないからだ。証明できる人間が協力しないからだ。 

じゃあ、この俺が協力してやるよ。でたらめな塗装工事の過失をきっちり証明してやるよ。



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