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ブログ 【一水四見(いっすいしけん)】

総合商社の作る塗料は高水準だけど、なぜか?無難(笑)

今週は現場が入ってない分だけゆっくりできるからいいけど、左足と腰の痛みがとれない。塗料の配達も石油缶だと辛いが現場がない分助かっている。
梅雨時期に入って現場仕事も少なくなるだろうけど、その分、5月に稼いでいたので6月遊んでもお釣は十分ある。

塗料の方もおかげさまで順調に販売できていて、月の目標以上になっているのでいい感じだ。

やはり、主力はIPインターナショナルペイントの塗料だ。結局、このメーカーの塗料を使っていただける方々は、本当に塗料のことをわかってる人たちなんだよね。
技術や知識のない者は、決まってネームバリューの高い塗料メーカーの商品を使いたがる。商品ブランドを大事にしたがるんだよね。
車でトヨタを選ぶ人はあまり車のことを知らない人が多いのと同じ。トヨタは総合自動車商社であって生粋の製造メーカーではない。いろんな技術を金を使い集めて最高水準の車を組み立てている。トヨタの車が良いのは当たり前、高水準の技術を寄せ集めて出来上がっているんだから悪い車であるはずがない。
ただ、車好きから言わせたら無難で良い車だけど面白みにかける。

話がずれたが、塗料も同じ。日本ペイントがトヨタみたいなものかな。ブランド力はすごい。とりあえず、日本ペイント塗料を使っていれば知名度もあるし、塗料も決して悪くない。

まあ、日本ペイントも塗料の総合商社みたいなもので日本ペイント自体の技術はたいして高いとは思わない。ただ、トヨタといっしょで他のいくつかの下請けの技術をうまく組み合わせることで高水準の高品質の塗料を作り上げるのだ。

だから、日本ペイントの塗料は悪くはない。日本ペイントの場合、寄せ集めた技術で塗料を作っているから、簡単に他社に真似されてしまうのだ。日本ペイント独自の技術で作られた塗料ならそう簡単には真似されない。
塗料、総合商社ゆえの悲しいサガなんだな。

日本ペイントVS菊水化学工業のパクり問題が良い例だ。寄せ集めの技術から製品化されたパーフェクトシリーズの塗料。
だから、まったく同じ塗料が菊水化学工業でも販売された。あからさまに同じ性能、同じ品質で、ただ、コストが安いだけ。
 
これだけは言えることは、ブランド力に騙されるなってことさ。
塗料も、車も、独自の技術を売り物にしているメーカーには心揺さぶられる。
商社が売る塗料を選択するほど、俺はまだ、塗装に対して無責任にはなれない。

IPインターナショナルペイントはネームバリューも小さい。しかし、水性塗料の独自の技術は高水準だ。日本No.1だ。

だから、このメーカーの塗料を選んで施工される方々は選ばれし者たちである。本当に塗料のことをわかってる者しか使わないだろう。

それでいい。だからいい。みんなと違った方が良いのだから。

とにかく、現場がない日はゆっくりしよう。アトリエのかたづけでもするかな。



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