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ブログ 【一水四見(いっすいしけん)】

上に立つべき人間とは?

何事にも余裕のない人間ほど、自分の余裕の無さを側にいる者のせいにする。
場合によっては罵声を浴びせたり、暴力を振るったりする。

それが立場の弱い者に向けるのは困ったものだ。俺もかなりの短気で喧嘩早く、おまけに物にもあたったりした。

しかし、今、考えてみると俺は決して自分よりも立場の弱い者に向けたことはなかった。全て立場の上の者に向けてのことだ。サラリーマン時代は上司や経営者、先輩などに向けてだ。しかも、どんなことがあろうと頭を下げて謝ったことは一度もない。

しかし、弱い人間には絶対に暴力は振るわない。時には暴言的なことをいうこともあったけど、冷静になったらちゃんと頭を下げた。

上に立つ者は、決して弱い立場の人間に対して暴言や暴力を振るってはいけない。戦前の軍国主義じゃあるまいし、力で言うことをきかせるなんて頭の足りない者がすることだ。

強い者には牙を向き、弱い者の楯になる。

それが人の上に立つということだ。

世の中、上の者にはぺこぺこしてゴマをすり、下の者には威張り尽くして力で従わせようとする者ばかりだ。

だったら、この俺様を力でねじ伏せて見やがれ。そんなやつに従うほど俺の正義は薄っぺらいものじゃない。

俺はくだらない見栄などはらない。
俺は自分を大きく見せようとはしない。

そんな社会のくだらない体裁などくそくらえだ。俺は俺。弱い者は守り、強い者が理不尽な力で俺をねじ伏せようとした時は、俺は全身全霊、俺の知恵を駆使して闘う。



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