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同じ目線で話をする
ブログ 【一水四見(いっすいしけん)】
同じ目線で話をする
2020年12月05日
なぜだかはわからないけど、
僕は犬、猫と子供とおばあちゃんにはすごくモテる。
今、仕事をやらせて頂いているお家にビーグル犬のオスがいるんだけど。
すごくビビりで警戒心が強くて、始めはすごく吠えられていた。
奥様が『誰が来てもそうなの』って言われていたので、
『大丈夫ですよ、そのうちに慣れますよ』って言ってあげたんだけど。
僕はほとんどの犬、特にメス犬はほぼ100%で、オス犬もかなりの確率ですぐに馴れる。
僕は必ず犬の目線まで顔を下げて、その犬を見る。犬の目線になって、『いい子だね、いい子だね』と言う。
触ることができれば同じ目線で頭を撫でてあげる。
そう、同じ目線に自らを置くことは、『僕は君と同じだよ。怖がることはないよ。』ってことなんだよね。
ビーグル犬も、すぐに鳴れて僕の丸坊主の頭がよっぽと気持ちよかったのか、嘗めまくられちゃいました。
犬や猫と同じにしたら失礼なんだけど、子供やおばあちゃんも同じで、ちゃんと目線を相手に合わせて話をする。
子供はいつも大人を見上げて過ごしている。きっと大人は大きくて怖い人間なんだろう。
だからこそ、子供の目線に合わせてしゃがみ込み話をすることで子供は安心感を得ることができる。
車椅子のおばあちゃんも同じ。見下ろすのではなく、目線を下げて相手に合わせることで警戒心が安心感に変わる。
僕は、犬や猫を飼ったこともないし、子供を育てたこともない。
おばあちゃんと呼べる身内も生まれた時からいない。
そんなことは関係ない。
大切なのは相手のことを思いやること。人間はついつい都合の良いように自己中心的にふるまってしまうし、相手と自分を分別して自分を優位に扱う。
分別心は決して悪いことではない。分別したら相手の気持ちをまず考えて思いやることが大事。
犬や猫だから、人間より劣る。人間が
飼い主で偉い。
そんな慢の心が知らず知らずのうちに出てはいないだろうか。
動物はそういうことに敏感なのかも知れないよ。
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