下請けと元請け

【下請けも元請けも仕事のやり方は変わらない、それが本物の塗装屋だ】

良く、下請けばかりやっていた塗装屋がホームページを出し、自社施工を売り物に、元請けになろうと血気盛んにPRしている。

決まってこんな事を言う。
｢下請け時代は、本当にやりたい仕事ができなくて、本当にお客様のためになる塗装ができなかった。だから、お客様のためになるしっかりとした塗装がしたくて、自ら元請けになる道を選んだんです。｣って。

俺は、別に下請けだろうと、元請けだろうとどちらでもいいと思っているんだ。元請けが居ようが、居なかろうが、仕事はまったく変わらない。やりたいようにやっているし、元請けがでたらめなやり方で仮に要求しようが、己の正しいと思うしっかりとした仕事をしている。

｢こいつは、何を言っても自分のやりたいようにやる。こいつに任せておけば問題ない｣

そう思われる仕事をしてきた。

下請け時代にしっかりとした仕事ができなかったなんて言い訳している奴らが元請けになって良い仕事が出来るわけねえだろう。

しっかりした仕事をする奴らは下請けだろうが、元請けだろうが関係なくちゃんとした仕事をしている。

予算がないからいい加減な仕事をする奴らは、予算があっても同じようにいい加減な仕事する。

下請けから元請けになろうと血気盛んにPRしているのは、金儲けしたいだけだろ。下請け時代のやり方で、元請けの予算があれば、儲かるからね。

もう一度言う。

下請け時代にいい加減な仕事をしていた奴らが元請けになろうと大した差のない仕事しかやらないよ。

俺は、下請けでも、元請けでもどちらでも良い。仕事自体まったく変わらない仕事しかしない。

仕事は金じゃない。金は後からついてくるものだ。

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悪事は己に向え　好事は他に与え　己を忘れて他を利するは慈悲の極み

ブログ【一水四見(いっすいしけん)】