1. HOME >
  2. ブログ 【一水四見(いっすいしけん)】 >
  3. 人を小バカにする者

ブログ 【一水四見(いっすいしけん)】

人を小バカにする者

人のことを不器用とせせら笑う者に、器用な者はいない。
そういう者に限って口は出すが自ら何もしないのが世の常である。

弱い者ほど喧嘩を好み、威嚇しているのか?
己の弱さをひた隠し吠えるだけ吠える。

それと同じことだ。

器用な者が物作りを好んでやっているわけではない。むしろ、自分が器用だとはまったく思ってない者の方が圧倒的に多い。

人を不器用だと小バカにする者で僕は器用で仕事のできる者をひとりとして見たことはない。

物作りには得手、不得手はあるが器用、不器用とはまったく関係ない。

人よりもうまくいかなければ努力をすれば良い。

何でもそつなくこなす者は努力をしないので成長しない。

それなりにこなせるので、ぎこちなく仕事をする者を嘲笑い茶化しておもちゃにする。

しかし、実はそれなりにやっているだけで中身は空っぽな人間が多い。
その空っぽな中身をひた隠すために、自分よりも劣った仕事をしている者を探し、不器用だと嘲笑う。

自分の無能さを他の者をディスることで隠し続けている。

いじめはこのような中身の空っぽな者が行う。

弱い者いじめをする者は自分の弱さをひた隠すために行う。

いじめを行うような者に強い人間はひとりとしていない。

しかし、いじめられてる者の中にはいじめる側の者よりよっぽど強い者はいる。

いじめる側には強い者はひとりもいないが、いじめられる側には強い者は結構いる。

ただ、それを外に出さないだけだ。

本当に強い者は弱い者とは争わない。たとえ、理不尽に扱われてバカにされても怒らないものだ。

自分の強さを知っているからこそ、怒らないのだ。

それがわからず自分が強いと思っていじめているだろうが、端から見たら『自分は弱い人間です。』とたすきを背負っているようなもので、みんなに笑われていると気がつかない。

僕も結構いじめられたり、茶化されたりしてきたけど、自分がキレたら何をするか?わからないと自覚した時からは怒らなくなった。

世の中で自分より恐ろしくて怖い人間はいないので。

それを封印して禅定に励んでいるのだ。

僕がいつも、ニコニコしていてバカにされて茶化されていれば世の中や回りが和んでいるなら、それはそれで良いじゃないか?

僕のような無能で何の価値もないのに、御仏の御加護によって生かしていた抱いているのだから、それはそれで有難いことなんだよなぁ。

人間、愚かな者にはバカにされてるくらいがちょうど良いのだなぁ。

DSC_0402



コメント
name.. :記憶
e-mail.. (必須)
url.. (必須)

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):